働くママは仕事+家事+育児で時間が足りません。
朝は一分、一秒の戦いです。さらに、帰宅後の時間は、夕食の支度~お風呂~子どもを寝かせる~・・・・・。この「子どもを寝かせる」のがすごく大変なんです。育児のなかでも子どもが寝かせるのがいちばんむつかしいといっていいでしょう。
そんなワークママのための「夜、就寝9時を叶える」を紹介します。
子どもの寝かしつけ
子どもがまとわりついて家事に時間がかかってしまう
下の時間簿は19:00から22:30までの時間です。
よくあるケースです。日中は子どもはママと離れているので、夜はママに甘えるのは仕方がないのです。でもママだって、仕事で疲れているのに夕食の支度が・・・・。この両方の板挟みになって、ママはヘトヘト・・・。
時間簿を見てみましょう。
「ピンク色」はママ「夕食晩酌」。リラックスをするのはとてもいいことですが、夜遅くまでダラダラと家事を続けているようです。「夕食の支度をする」「子どもを寝かせる」「のんびりする」を切り替えましょう。
- 1と2を改善→風呂から上がった後
- 「遊ぶ」になっている→「寝かしつける」
- 3の家事をしないで自分時間にする。
子どもの寝かしつけを早めることによって、自由時間(下の時間簿 〇印)ができます。
子どもがハイテンションで睡眠モードにならない
下の時間簿は6:15から23:30までの時間です。
ママが6時15分に帰宅、パパも6時45分に帰宅しています。この時間帯に家族がそろえるのは恵まれているのではないでしょうか。親子三人で「夕食」はいいですね。しかし、「20:00」以後、ママが片づけにチョコチョコ動いているので子どもが睡眠モードになりません。
子どもを一時間早く寝かせると自由時間が増えてのんびりできます。
きょうだいの寝かしつけが二度手間
下の時間簿は21:00から、24:30の時間です。
・上の子はパパと風呂
・下の子はママと風呂
・ママはもう一度「風呂」
上の子と下の子の年齢が違うと、どうしても「就寝の時間」にズレが生じます。このような時間簿はめずらしくありません。その理由は上の子と下の子の日中の活動が違うから仕方がないのですが、このやり方だと時間も倍にかかり体力的にも疲れます。
疲れて子どもと一緒に寝てしまう
下の時間簿は18:00から1:00の時間です。(30分単位)
(朝)夫は子どもの食事の世話をするために、きっと、わざわざ起きてきたのでしょう。もう一度寝ています。子どもがちいさくて手のかかるときは、夫婦の協力がないと忙しい朝の時間は大変です。
(夜)子どもはママと遊んでほしいとせがんで夕食の支度もはかどりません。ママは家のことより子ども中心に動いています。授乳と寝かしつけをしながら布団のなかでたっぷり子どもと遊んでいます。ママのからだを休めるためにもとてもいいことだと思います。
もうひとつ注目したいのは、夫が(22:00)に帰宅してひとりで夕食をしています。ママは夫の食事の世話や相手をするためにわざわざ起きてこないで子どもと一緒に寝ています。
夫より先に寝るのは申し訳ないという気持ちでわざわざ起きて夫の世話をするひとがいますが、子どもが小さい間は夫婦で割り切ったほうがいいですね。
きょうだいが多くて就寝時間がバラバラ
「グレー色の就寝」を見ると家族5人全員がバラバラです。
注目すべき点は小学生の三人の子どもの就寝時間が別々です。園児と小学生の子なら時間差があってもめずらくありませんが、小学生の子がこのように別々というのはあまり例がありません。それもそのはず、実はこの時間簿はテレビで放映された時間簿です。
そのときの記事はこちらです。
夜遅くまで子どもの勉強と夜食の世話をして朝寝坊
受験期の子どもを持つ母親の典型的な時間簿です。
夕方から夜寝るまでにずっと、上の子と下の子を代わる代わる「勉強をみる」「夕食の支度」をしています。朝起きるのがつらいとのことです。少しでもスッキリ起床できるようにしたいとのこと。
②の勉強をみるを①の勉強の時間に早める。
3の「風呂と就寝」が繰り上がります。
「勉強みる」を早めると、③の「風呂と就寝」が繰り上がります。
そのために22時台~の「ふとん敷く、洗い物」→21時台の点線の〇(空白だったところ)に移動23時45分に風呂、24時に就寝をしていたのが、「23時に風呂、23時30分に就寝となります。
朝、寝坊してお弁当をつくれなかったとのことですが、たしかに二人の息子さんの世話に追われて忙しいのはわかります。
「割り込み」の項目を作ってみると、大事な場面で「電話」がかかってきて中断していることがわかります。「勉強時間」ははじめからルスロクにセットしましょう。
子どもの性格や夫の職業によって9時の就寝は大変かもしれませんが、自分に合ったアドバイスを参考にしていただけるとうれしいです。子どもの年代の時間簿をご紹介しますので参考にしてみてください。
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