10年くらいまえからだったかな・・・
12月のイチョウの木をみるのが好きになったの
黄金に輝く光の世界・・

①同じ葉っぱの形は一枚もないの
ほら、みて
無数の葉っぱたちがキラキラして
12月半ばくらいになると
葉っぱたちがクルクルとダンスをしながら飛んでいくの
サークルを作っておしゃべりをしながら
風と遊んでいる葉っぱたちもいる
一枚だけ、マイペースに飛んでいく葉っぱもいる
ある日、知ったの
同じ葉っぱの形は一枚もないってことを
葉っぱたちを拾い集めてみてごらん。
世界中の葉っぱが同じ形のものが一枚もないらしい
②木の枝の形も三角形よ
まるで社会の階層みたいでしよう。
でもね
下の枝についている葉っぱも
木のてっぺんについている葉っぱも
落ち葉になって
地上でみんながまぜこぜになって
けっきよくはどこかへ飛んでいくのよ。
なーんだ、人間だって、みんな、おんなじだってね
③フィボナッチ数列
やがて、木は丸坊主になり、
さみしくただ立っている
そんなふうに見えるかもしれないね
違うの、よくみてね
繊細な枝たちの模様
フィボナッチ数列って、自然界に存在する数式らしい。
④木の幹は時間軸よ
何年間、何十年もの時間を刻んでいるね
横軸(x)が 出来事
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