【実践編】親と子が時間を助け合う「時間簿のつけ方」

2023/09/12
☆自己紹介
あらかわ菜美 生活時間研究家
99年に「時間簿®」を考案。通信講座保護者のための情報誌「親ゼミ」を監修。「かしこいママの魔法の時間簿」(すばる舎)他多数。「家族・ファミリーカレンダーの元祖」♪



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親と子が時間を助け合うって、どんなこと?

について説明しますね。

たとえば、スーパーに買い物に行くとき、
ある程度、予算は決まっていると思います。

上の子と下の子を一緒だと想定してください。
母親はカートを押しながら、

じゃがもが190円
玉ねぎが190円
にんじんが・・・あれ? 230円だ。
どうするかな・・・・

お菓子売り場にくると、
上の子は
「ポテトチップ」をほしいといって、「ポテトチップ」の袋を離しません。
下の子は「ポッキーチョコ」と「コアラのマーチ」の袋をふたつ持っています。、

母親は物価高に毎日、頭を悩ましています。

「どっちかひとつに決めなさい! 」

上の子は下の子のお菓子を「これはいらない」と言って取り上げると
下の子はワーワー泣きだしました。

このような光景をスーパーの中でよく見かけますね。

母親は限られた予算の中で、今般のおかずをどうするか・・・。
頭がいっぱいです。
ところが、子どもたちが、お菓子がほしいといってケンカを始めました。

お菓子を買ってやると、予算がオーバーします。

#幸せ家族 

時間は家族が共同で使っています。
「誰」かが時間を守らないと、家族全員に影響します。

では、時間で考えてみましょう。

限られた時間の中で、一日をどうすごすか?

一日は24時間と決まっています。

子どもがゲームとテレビに夢中になり、
宿題とテスト問題集をやる時間が足りません。

母親は子どもたちに
「さっさと勉強をしなさい!」
「いつまでもゲームばかりやってないで!~」

さっきのスーパーのお菓子がほしいという場面と同じです。
子どものいうとおりお菓子を買う母親もいますが。

しかし、
かしこい母親は子どもの言いなりになりません。
なぜなら、お菓子を買うと、玉子が買えません。
かしこい母親は、子どもが小さいときから、おカネが足りなくなると
家族みんなて食べるシチューがつくれないことをきちんと教えてきました。


さあ、ここから、かしこいお母さんに変身しましょう。

時間を何に使うか?親子の話し合い

子どもたちがごきげんのいいタイミングに話し合います。

「お母さんさ、このごろ、時間が足りなくて、
いつも、あなたたちをせかしてイライラしてるから、よくないなと思っているの」

一日は24時間なんだけさ
使う時間を書き出してみたのよ。

実際にノートに書きだしてみる。

睡眠が7時間
そうじ、洗濯に〇時間
買い物に〇時間
塾の送迎に〇時間

時間がどうして足りなくなるのかな?

あなたたちもいつも宿題の時間がなくなるでしょう。

寝る時間がズレていくから
「さっさと寝なさーい!」

ほら、グラフを見てみて。


結局さ、寝る時間が10時すぎていくんだよね~

どこで時間がズレていくか?
お母さんも不思議でならないよ。
おかしいな~・・・。

そうそう、寝る前にやることがこんないっぱいあるのね。

  • 風呂に入って頭を洗う時間
  • 髪の毛をとかす時間
  • パジャマに着替えの時間
  • 歯みがきの時間
  • 時間割を合わせ時間

こうして細かく書き出して、
なるほど、寝る前の時間はやるこがいっぱいあるね、
と親子で共感する。

これが重要なのです。
「こんなにやることがいっぱいあると、寝る時間がズレていくね。


小5ママは一日の行動を↓ノートに書いてみました。

小5ママの感想
1週間の流れを、うーんと考えていたら、
子供達がこのノートを見て宿題はここの時間にやる。テレビはこの時間に見たい。だから、お風呂先に入ろうかな~と、一緒に考えてくれました。まさか、子供が自分で考えるとは思わなかった。


小5ママのように親子で話し合ってみましょう。
かならず成功する☆よ。

さあ、ふせん紙をつかって時間簿をつくろう!

ステップ1
下記のイラストを参考にして、ノートに時間簿の表をつくってみてください。




ステップ2
5色~6枚のフセンを用意します。
付せんは子どもが好きです。達成感がありますね。
一枚15分
  • ピンク色・・・ゲーム
  • 水色・・・・・しゆくだい
  • 緑色・・・・はみがき
  • 黄色・・・・風呂
  • 赤色・・・ねる
  • 白色・・・明日の準備

ステップ3 
フセンを貼っていく

母親「どの時間に何をしたら、親子で助け合えるかな~」
子ども「宿題はここかな」
母親「この時間だと夕食の時間よ」
子ども「じゃ、ここがいいかな・・・」

ステップ4
フセンをあっち、こっちと移動しながら考えます。

母親「どの色のフセンがいちばん多い?」
子ども「ピンクのケームが多いかな」

ピンク2枚 30分
水色1枚 15分

時間の合計を出してみる。
時間が足りないことを理解していくようになります。
母親「ほしい時間は何?」
子ども「・・・」」

子どもの気持ちに寄り添ってやる。

おカネもただガマンさせるのでなく、
食べたいお菓子を買うために、
どうするかを考えるのと同じです。


さあ、ここからは、お母さんは本気になって、

夜9時就寝を目ざしてください。

母親「9時に寝るのはどうかな・・・
そうすると、ぐっすり寝ると、朝起きるのがラクだしね」

子ども「9時にねる」と言ったら
母親「そしてら宿題の時間をどこでする?」
子どもに考えさせる。

母親「9時に寝ると、朝、さっさと起きない!
何ぐすぐスしているのよ。
「遅刻するわよ、遅れるわよ」と
いってせかさなくてもいいからね。

9時はハードルが高いと思ったら
「いつもより30分だけでも早く床に入ると、成功です。

9時就寝ができないのは、
ほとんどが風呂上りのだらけないです。

「勉強をしなさい」と親がうるさく言わなくても

うちの子はいくら言っても勉強しないんです。
うちの子はいくら言ってもいうことを聞かないのです。

90パーセント以上、解決してきました。


通信講座受講中生保護者のための情報誌「親ゼミ」では
勉強と部活を両立させる時間デザイン力特集を監修。



子供が自分から15分のスキマ時間を活用して
勉強できるようように時間意識を育てます。



時間意識を育てることが子どもを伸ばすカギです。



お知らせ

質問コーナー 有料回答を設けました。

はてなブログに時間簿専用の質問コーナを設けました。

★ひとつの質問が500円です。
★時間簿チェックアドバイスは1000円です。
まず、わが家子と親の時間簿をつけてみて、どこの時間帯を改善すれば

「親も子も時間を助け合えるか」話し合って、
どうしても改善の方法がわからない方は質問してください。


お問合せではなかなか質問できないことを
有料だったら質問しやすいのではないかと。
お気軽にお問合わせください☆

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老いた両親の元気な声が聞きたくて。
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親の方からお礼の電話がかかったきました。

高齢になると
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プロフィール

あらかわ菜美

生活時間研究家&時間デザイナー。99年に考案した「時間簿®」が各種メディアで取り上げられ、全国的に話題になりました。元クラシックギター講師。

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