時間の使い方の下手な人向けに
時間を上手に使えるカンタン方法を教えます。
この記事を書く私の自己紹介をします。
1999年に時間簿®を考案。著書多数(講談社)他、20数年に渡って、全国の時間の悩みをアドバイスしてきました。
今回は私の著書「人生がスッキリする整理術」を
中心に記事を書きます。
あらかわ菜美著「中径出版」 |
時間の使い方の下手な人は
・モノの整理も
・人間関係の整理も
下手です。
ということは「モノと人間関係」を整理するだけで
「時間」が上手につかえるようになります。
結果、人生がスッキリします。
人生がスッキリ整理する
- 時間の整理
- モノの整理
- 人間関係の整理
この三点はおたがいに連動しています。
やってみるとわかります。
では、いってみましょう。
時間の整理の方法
一日24時間は3つの時間に分けられます。
3つというのは、総務庁社会生活基本調査より「必需時間」+「拘束時間」+「自由時間」です。
- 「必需時間」は、人間が生きる上で必要な時間(睡眠、食事、入浴、身の回りの用事)
- 「拘束時間」は、家事、育児、仕事、勉強などで拘束される時間。
- 「自由時間」は、遊びや交際、趣味・・・など自分の自由に使える時間
※時間=行動です。
といっても、ピンとこないかもしれません。
わかりやすく時間を行動と服装で説明します。
「拘束行動」は「制服、作業服」学校や会社で働く。
「自由行動」は「お出かけ着、遊び着」自分の自由。
朝起きた時から、夜寝るまでに、洋服を三回着替えていると思います。
・ふだん着を着るとリラックスし
・制服や作業服を着るとさあ、やるぞと気合が入り、
・お出かけ着、遊び着をきるとウキウキとしあわせな気持ちになります。
服装で需要行動か、拘束行動か、自由行動、かわかりますよね。
テレワークだと、
中にはズームの会議のときだけ上着を着替える人もいるそうです。
これだと
仕事の時間なのか、
くつろぎの時間なのかはっきりしません。
着る服を着替える。
- この時間は仕事の服、
- この時間はくつろぎの服
- この時間は寝る服
そして、行動にメリハリがでます。
さらに時間を効率よく使うために、
モノの整理をしましょう。
モノの整理方法
ズバリ、モノのために家賃を払うな、という内容です。
こまごました整理術ではありません。
モノで埋まった部屋をどれだけ空白を開けるか、いうことです。
- 大きいモノを捨てる(スペースのムダになる)
-
重いモノを捨てる(ひとりで動かせないモノは早めに、元気なうちに)
- 高いところにあるモノを捨てる(やがて、手が届かなくなるので)
-
使わないでしまったままにしているモノを処分する(不要なモノに家のスペースを奪われ家賃を払ってはもったいない)
-
人にみられたくないモノを捨てる(いつ何が起こるかわからない。人に見られたくないモノは心理的負担になるだけ)
-
モノをしまう道具を捨てる(収納ケースや小物入れは、要らないモノを増やす悪魔)
-
飾ってあるモノを捨てる(古いモノはほこりをかぶり、スペースの邪魔になるだけ)
部屋のモノのほかに情報の整理もします。
・パソコンのお気に入り、いいね
・ダウンロードした画像、音楽
・ツィッターやフェイスブックのアカウント
・無料登録、メルマガ
・ポイントカード
モノに催促されるというのは、本があると読まなければ、洋服があると着なければと、冷蔵庫にラーメンがあると食べなければ・・・・とモノに催促されることってありますよね。
-
「物に催促される」
使わなければ・食べなければ・読まなければ→自分ではなく物が主役の人生。
- 「いつか使うかも」→要る・要らないか。
-
どうしても捨てられないときは
何か代わりになるモノを処分する。これはどういうことかというと、引き出しの中のちいさなイヤリングを捨てようかどうしようか決断がつかないときがあります。案外とちいさなモノの整理に迷いが生じます。
捨てるかどうするか? 迷っている時間はムダです。
そこで、面積をとっているモノ、
空き箱やかさばっているモノを処分します。
その方が時間をかけずに部屋のスペースが空きます。
小さなものを細々時間をかけて処分するより
大きなものを一つドカン処分するほうがラク。
ぜひ、これもやってみてください。
人間関係の整理法
コロナ前は、時間が空いたときや、会いたいときに会っていた人も、今は時間も場所も人数が限られました。
仕事をしている人は名詞もたくさんあると思います。
また、メールアドレスもいろいろなところからきて、
どのメールが誰なのか、わからないくらいたまってしまいます。
人間関係も整理しましょう。
生理する方法は
人間関係のカテゴリ
目的をハッキリさせます。
「自分にとって相手はどんな人か。
仕事、趣味、学び・・・目的と人を一致させる」
カテゴリをつくります。
・季節に一度「桜の花見友、きのこ狩りの友」
・「趣味と食べモノ」
・「体質」
・「学び」
自分でカテゴリをつくってみてください。
・タバコを吸う人、吸わない人。
・食べモノが肉食、和食、洋食。
・アルコールを飲む人、飲まない人。
・暑がりの人、寒がりの人。
たとえば、タバコを吸う人と行動すると、タバコ吸うひとは、雨であろうが、暑かろうが、どこてでもタバコを吸いたがります。食べるときも、「喫煙席」か「禁煙席」か。
暑がりか、寒がりか、エアコンが嫌いというひともいます。誰かがガマンするか・・・。案外と人間関係のぎくしゃくというのは、こういうことが原因だったりします。
カテゴリにその人の特徴も記入しておくといいですね。
同じ苦しみの体験をした人、苦しみを乗り越えた人を加えたいものです。
人付き合いを気持ちよくするために、
- 水曜日を予備日にしておく。他の曜日など。
-
人を誘うときは、場所と予算を伝えておく。候補日を3日あげる。
-
人に会うときはおみやげ(その人のためになる情報など)を持っていく。ああ、この人はためになることを教えてくれるな~と相手に思ってもらうことも人間付き合いの大切な要素だと思います。
- ビジネスと友人はハッキリ分ける。
-
人はメリットのない人とは会いたがらない。利益というのは、自分にとって、プラスになるか。
- 2回~3回誘っても反応がない人は見切り。未練をもたない。
- 幸せになれないモノ
- 体によくないモノ
- 成長を妨げるモノ
『人生がスッキリする モノ・時間・人間関係の整理術』|感想・レビュー・試し読み - 読書メーター
あらかわ 菜美『人生がスッキリする モノ・時間・人間関係の整理術』の感想・レビュー一覧です。電子書籍版の無料試し読みあり。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。
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