鏡に向かって「ありがとう」を言えば・・・あら?

自分が大っキライというT美さん（38歳・女性）を紹介します。
記事に書くことを本人の許可をいただいています。

自分がキライなT美さん

T美さんは何をやっても達成感がありません。
いつもイライラして、子供にも当たってしまいます。

物質的に恵まれた家庭で育ち親に期待され、モノを与えられ・・・
それが抑圧となっていたようです。

私のセッションを受けることになりました。

T実さんと一緒に

チューリップの曲をうたったら、あら?

♪さいたー～
咲いた～。

T美さん：「幼稚園の花壇に咲いていたチューリップの花を思い出しました」

♪どのはな～みてもきれいだね～

私：「何色のチューリップが咲いていますか」

T美さん：「あかいろ、きいろ・・・」

♪ならんだ、ならんだ　あか、しろ、きいろ～
どのはな　みても　きれいだな～

私：「自分がしあわせだったときのことを思い出して・・・」

私はT美さんの顔を鏡に映してみせました。

しあわせそうなT美さんの顔が・・・

私：「きれいよ、あなたの顔なの」

T美さん：「自分じゃないみたい」

私「自分がキライ、だいきっらいと大きい声で言ってみて」。

T美さんは、自分がキライ、だいきっらいと大きい声で言いました。

私：「どんなかんじですか」

T美さん：「変なかんじ、自分じゃないみたい・・・(笑)」

私「ワタシ大好きといってみて」
T美さんが「ワタシ大好き」と言いました。

鏡に映る姿も「ワタシ大好き」という。

鏡に向かって
「しあわせ」といえば

鏡に映る姿も「しあわせ」という

T美さんはイライラすると鏡に自分の姿を映すそうです。

子どもをあまり叱らなくなったそうです。

そして、親子で鏡に向かって
「ありがとう」「しあわせ」といって笑っているそうです。

子どもの宿題を見るときに、
自分の姿を鏡に映す母親もいます。