はじめまして、あらかわ菜美です。
自己紹介をします。
時間簿への道のり
1999年に時間簿®を考案し、時間に関する著書が40冊。
100円ショップで売られている「ファミリーカレンダー」の元祖です。
20数年に渡って、全国の主婦の時間の悩みをアドバイスしてきました。
助けて!1分も自分の時間がない!
わたしは育児をしながら、自宅でギター教室を開いていました。
ところが、下の子ができたことから、わたしの人生は180度どころか、人生が一変します。
時間簿を生むことになっていくのです。
息子は昼寝をしないでイタズラばかりして家中を散らかし、わたしはコーヒー一杯も飲めません。ギターを弾いていても邪魔をするので弾いてもいられません。ちょっと目を離そうものならギターの穴になんでも詰めて、とうとう、ギターを壊されてしまいました。
近くの公園にいくと、越してきたばかりの新米ママたちが子どもを遊ばせていました。公園デビューということばが流行ったころです。
ママたちは「
朝から晩まで子どもにふりまわされてイライラ。自分の時間がない」
「CDをききたくても、さいごまできいたことがないの、子どもにCDを割られてしまったわ」、とグチをいい合っているのです。
わたしだけではなかったんだわ。みんな、同じように悩んでいると思いました。
同じ悩みを持つ育児ママたちと一緒に子どもを遊ばせたくても、息子がほかの子の髪を引っ張たり、砂をかけたりするのでわたしの方から離れるようになりました。 息子を遊ばせるために公園を転々しました。どこへいっても、耳に入ってくるママたちのことばは、朝から晩で子どもにふりまわされてイライラ・・・、自分の時間がない・・。
戸建ての家の庭にある三輪車やベランダに干してある子ども服をみて、家のなかでどうやって育児をしているのか知りたいと思いました。 チャイムを押して聞くことにしました。インターホンから聞こえてきたのは、子どもの鳴き声と「静かにしなさい」と子どもを叱る声です。
玄関のドアが開くと、泣いている子どもを抱いた母親が現れました。
「ノイローゼになりそう。1分も自分の時間がありません」と悲痛の声。わたしは何件もピンポンを押して聞いて回りました。わたしの訪問を待っていてくれたかのように、助けて、ご飯を食べている時間もありませんと涙を流す女性もいました。
育児のむつかしい街、友だちのできない街、孤独の育児を打ち明けてくれました。
1999年に時間簿®を考案
これまで聞き取りしてきた時間の悩みを分析しました。
時間がない理由は、他者と時間を共有して使っているので、1日24時間は自分の時間ではないと発見し、それを視覚化したものが時間簿です。
たちまち、全国の新聞や雑誌やテレビで紹介され、全国から時間の悩みが殺到しました。
時間簿は著書のほか、手帳やカレンダーが商品化され、論文や卒論や高校入試問題に採用されました。「時間のアドバイス」の講演に全国の自治体や企業に伺いました。
99年に「時間簿」(商標特許)を考案し、新聞、テレビ、雑誌で取り上げられ、全国的に話題になる。
多くの女性やビジネスパーソンに支持され、時間簿は論文や大手企業の人材開発、学校教材、マーケティングに採用される。これまでに4000人以上にのぼる調査をおこない、
時間意識や生活時間を分析、教育委員会、男女共同参画、などの行政機関、大手企業などで数多く講演。著書多数。
その他、時間簿手帳、時間簿カレンダー、企業の商品イメージ広告に時間簿とのコラボがたくさんある。
時間簿活用企業様
・住友スリーM株式会社 暮らしに大革命
・ベネッセコーポレーション
・トウギャザーネスレ
・カネボウ化粧品TWNY
・三菱地所コミュニティサービス
時間簿の商品化
講演歴
ユー・アイふくい 福井ライフアカデミー
アピオあおもり 青森県男女共同参画センター
レイクエコー・茨城県女性プラザ
千代田区男女共同参画センター
団法人 静岡教育振興会
大阪府松原
仕事と家庭の両立
トウギャザー・ネスレ ゆとり時間
トステム一日24時間がプラス2時間に」
明治生命
「働く女性の小技」
日本カトリック保育施設協会
橋本ウーマンコミュニティ
藤沢市教育委員会 他
活動歴
モデルハウスで女性のカルチャースクール主催 NHKテレビなど、マスコミの話題に。女性たちの特技・資格を生かした社会進出をサポート。
このカルチャーから、社会が抱える、ゴミ、介護、保育、食の安全、リサイクルなどを啓蒙する女性たちがたくさん誕生します。
このほかに、
・子どもたちの夏休みの「作文コンクール」
・バザー、コンサート、リサイクルショップ、
もうひとつのプロフイル
元クラシックギター講師
今から20数年前。
朝、布団から起きあがると、身体がゆらっとして左足を前に出すと何かゴムのようなもので引っ張られるような、水中を歩行しているような、・・・いつもの動作ができなくなったのです。家の中では身体をあちこちぶつけます。
まっすぐ歩いているつもりが、右に歩いていって車にはねられそうになったり、講演のために電車に乗るとき、右足を車内に入れても左足がついてこないので身体をドアに挟まれたり、電車のホームの一番前に危なくて立ってはいられません。バランスを取ろうとしたり、からだをまっすぐにしようとして力を入れるので、たえず余計な力が働いて疲れるのですね。
原因を探し求めて2年。
病名を知るまでに20数年の歳月がかかることになります。病院でみてもらっても自立神経でしようといわれ、更年期障害かも・・・と思いながら、それでも不自由な身体をなんとかしたくて、原因を探し求めながら身体にいいことはなんでもやりました。
スイミング、ウオーキング、ヨガ、健康セミナー、サプリメント。ある日、健康セミナー「筋肉の疲労物質」に参加したとき、講師が「あなたの職業はなんですか?」とたずねました。このときに、はじめて長年のギターの練習で筋肉が原因だと納得しました。
トレモロの音色に憧れて、右手の親指と人差し指、中指、薬指を、小刻みにクルクル動かす練習を寝ても覚めてもしていました。
ジストニアとわかってから、気功教室に通い、呼吸と感情と筋肉のつながりを具体的に学び、ギターにすぐ反映されました。身体の構造をアレクサンダーテクニックとフエンデルクラスメソッドで学んでいくことになります。
ひとつひとつの動作をするごとに、キッチンでの作業は危険なので、包丁や火をつかうとき「大根を切ります」とことばを発して、右手の腕や指を意識します。「ガスをゆるめます」右の腕を背骨から動かします。左に向きます・・・、
行動は身体の動作=時間
人間の身体は物質の時間と見えない時間が表裏一体であることを確認。
これを機に見えない時間、こころの時間を探求。
最後に
すべての方にこのことばを送ります。
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